ペニーオークション

このオークション、よく分かっていない人が多いのでしょうか？
本日のヤフトピに「国民生活センターに相談急増」と載っていました。

例えばですが、
20万円の家電製品が「5,001円」で落札されていたとします。

え！5千1円で！？と驚くかもしれません。
私もやってみたい！と思うかもしれません。
そのからくりは...

スタート価格1円、値幅1円、落札価格5,001円の場合ですと、
「5,000回の入札」が起こる訳です。
誰かが1回入札すると設定された値幅分の金額があがり、
最後に入札した人が落札の権利を得るシステムです。

落札できるできないに関わらず、入札1回につき
入札者は75円の手数料を払わなければなりません。
（サイトによってこの手数料は異なりますがだいたいこんな価格です。）

単純計算で、5,000回×75円=375,000円

この手数料はサイト側に入ります。
そして最後に入札した一人だけが商品購入の権利をゲットできます。
落札できなかった人は手数料だけを払っておしまいです。
サイト側は20万円の家電製品を売るのに
37万5千円の手数料を得ることができるのです。（実際には+落札価格の収入）

この商品を2人の入札者が競い合っていたとします。
その半分2,500回ずつ入札したとしますと

2,500回×75円=187,500円

5,001円で落札できた人も実はこれだけの手数料を払う事になります。
そしてもしも落札できなかったら...

どうですか？やってみたいですか？